ONLY HI-END. FOR SPECIALISTS.

AUDIO PROFESSIONAL SHOP  No.2   【H.A. Hi-Fi】

最も自由な発想で選んでいい筈の、趣味やオーディオの世界でも、

”常識”を気にするのは何故なんだろう。

H.A. Hi-Fi Hi-Endオーディオショップ


Apogee (Art Hi-FI WEB)

東京、豪徳寺のHi-Endスペシャリスト。

1970年代中頃から評価記事が注目されるようになった米国 Absolute Sound誌はInfnityやApogee、Wilson Audioなどの新興オーディオメーカーに焦点を充て、現代ハイエンド・オーディオ機器につながるブランドや設計者がキラ星の如く登場してきました。1985,6年頃にApogee DIVAという2メートル程のオール・リボンピーカーとKRELL KRS200(2台で160kg!)で聴いた薄気味悪い程のディープな臨場感あるサウンドは今でも記憶にあります。

その当時のアメリカのハイエンドシステムを扱うショップの代表格はH.A. Hi-Fi 青木さん。小田急線の豪徳寺にショップがありました。後に南青山へショップを移転。ヨーロッパのオーディオ店のようなショップオーナーの自宅やアトリエを模したスタイルで営業されました。

ApogeeやEnsemble等のスピーカーやVTL、スイス・フィッジックスのエンジニアが多数関わっていた時代のGoldmundやAudio Research、Cello、Jadis等のアンプ、Lyraカートリッジをいち早く紹介されていました。店内には国内では珍しいオーディオ機器が多数あり、一貫したサウンドポリシーがあり好き嫌いがはっきりしたと思います。残念ながら現在は閉店されていますが、独特な選択眼やノウハウはプロフェッショナルでした。

「ONLY HI-END. FOR SPECIALISTS」というショルダーコピー通り、訪れる毎に新しい発見や経験をする事が出来ました。

冒頭のワード【最も自由な発想で選んでいい筈の、趣味やオーディオの世界でも、”常識”を気にするのは何故なんだろう。】は、H.A. HI-FIさんの広告の一部ですが、当時は言葉通り、刺激的なオーディオを扱っておられました。ヨーロッパのオーディオショップへの造詣も深く、有名なオーディオ店はオーナー個人の住宅やアトリエでお客さまをもてなしていたと言ってました。

時代が変わり、サウンドステージと音像リアリズムの両方を楽しむ様々な方法があると思いますので”常識”だった事も突き詰めると新鮮な時代でもあります。

例えば、デジタルファイル・オーディオも最先端のCPUやメモリー、マザーボード、ドライブ、ストレージ(HD.SSD.クラウド)、電源、筐体等のハードウェア、OS等の選択次第で音楽専用に特化させる事も可能です。WEBブラウザ等プロパティを汚すものは入れない等etc 音のために出来る事は非常に多くあります。通常PCや専用ハードよりも自由度が高いのです。

リッピング&プレイ用アプリケーションも毎月の様に配布されています。プログラマー達と直接コンタクトする事も可能なグローバルな時代。ご自分でセットアップし、状況に応じて進化させていく事も容易です。何も既成のデジタル・ファイルプレイヤーに頼る事はありません。PCが登場した時は自分で組み上げる事が常識でした。PCオーディオではより既成概念を突破していく事も可能です。

H.A. Hi-Fiさんが現在も続いていると新しいデジタルファイルプレイヤーの考え方を輸入されたかもしれません。


 

JBLを日本一売る御仁がセットしたJBL。

AUDIO PROFESSIONAL SHOP  No.1 【Dynamic Audio DTC 3F】

JBL! Grooving Power。

JBL最大の金属製ラジアルホーン


先日企画しようと思っていた矢先にダイナミック・オーディオの厚木さんフロアに居た、

JBLプロ用ユニットの組み合わせシステムです。かつてのジムランやスタジオモニターやSRの拡張性を秘めたシステム。

昔のオーディオはユニットをあゝでもないこうでもないと、とっかえて、無暗矢鱈にほろ苦さを背負い込んでました。

今はこれらの音が古いのか?という事で言うと、古いです!ですが、古いだけで捨て去るにはあまりにも惜しいサウンド。

1970年代に流行ったプロ用ユニットをセットしたスピーカー

 

カタチは不格好なJBLセットアップスピーカーですが(すみません^^;)、そのサウンドはJAZZクラブさながらの匂いを放つJBL。
JAZZクラブと言っても内容は様々で、まったりとしたラウンジみたいなスタンダードな状態から、汗と野次とオヤジが錯乱するカオスな状態まで、その様相は様々です。昨今のハイソなスピーカーからは決して味わえないサウンドエナジー。裏返せばハイエンドなスピーカーにあらゆる点で潔く負ける音。両方あると、この上なくHAPPY!女子に例えればJBLの組み合わせは魔性もあり、今の時代でも原石です?!

さて、このJBLセットはジャズという音楽にどっぷりと頭の芯まで漬かった人にだけわかってしまう、匂いの強さにおいては最新のJBLやTAD2402系にも引けを取りません!

 

不格好でも、JBL2350。

この音の主役(確信犯)は2350ホーンじゃないかと思います。この時代のJBLでは珍しいストレートなフルサイズホーン。2350は1970年代の発売ですが、歴史を紐解くとWESTREXやW.E.に辿り着くプロポーションです。1,000人規模のホールの隅々まで声や楽器の音をいき渡せる設計です。AMPEXからも同様のスタイルのホーンが発売されていました。JBL2345の源流。

私自身が2350を手にしたのは19歳の時で、当時は一番安い2インチドライバー用ホーンでした。現在は状態の良い2350は希少です。実は癖がなくストレートな音質です。2350は金属ホーンですので、この音を活かします。素材の音を殺してはいけません。この素材でないと出ない臨場感があります。これが素材特有のものであったとしても、それはそれで活かします。指向性を絞った2355ホーンだと濃度があがり、オフッたライヴ感が後退しますけど、これはこれで良いです。2350ホーンですとライブハウスの中2階のテーブルで聴くあの雰囲気も出ます。

いろいろなユニットを持ちうる知りうる知略と煩悩で鳴らす事で、ハイエンドスピーカーであっても、そのスピーカーの本質がわかるようになります。どんなスピーカーであっても、ユニットとキャビネットとネットワーク(クロスディバイダー)でしか成り立っていません。例えば、Audio Machina CRMもミニマムな構成と妥協を排した素材という意味では、かつてのランシング氏の製品造りの姿勢と通底していると思います。

 

最新のJBL4367やJBL K2、LINNマルチシステム等も鎮座してました。

 

東京でも地価が高い秋葉原の一等地でこのシステムをプレゼンする、粋な方はダイナミック・オーディオの厚木さん。おそらく日本で一番JBLを売っている方です。あの場所でこれだけ場所を取るスピーカーは商売上、男気を感じるものでして、通常販売されているLINNやB&Wハイグレードモデルなら2、3セットは設置できるでしょう。そこにお安目で時代と逆行する2350ホーンを核としたJBLのセットアップシステムです。
尊敬します。こういう事は僕らのような小さなところがガンガンやるべき事なんですね。

この方が鳴らすプライベートなシステムは、私がどんなブツを導入しようと太刀打ちできていません。
知り合いのスタジオのマスタリングルームやハイエンドなスタジオ機器のNEAVEやManrey、STUDER、TAD、ジェネレックetc ルームアコースティック施工・・・この手の場所は数億かかっています。Celloのハイエンドプリであったようなボード一列が、数十年前から150万円×20列という世界です。ヴィンテージボードやボード制作者によっては数倍の価値となります。
厚木さんのシステムはそうした一流の制作現場の音と同等か、音源によっては優に超えてく世界です。国内の一流と言われるスタジオは機器の管理や選定はもちろんの事、ケーブルの取り回しや線材、フューズ1個にも気を配っています。耳の精度は一般の方が想像する以上の精度で一瞬にして聴き分けてしまいます。

機械を入れ替えて出せる音と、出せない音”匂い”が敢然とある世界です。音楽をどれだけ聴いているか、その音楽力も大きな要因です。法人やショップはちがいますが、オーディオの販売のプロフェッショナルのお一人がダイナミック・オーディオの厚木さんです。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

聴かせて頂いたINTRODUCING KENNY BURRELLは早速オーダーし、あの匂いが出るか出ないか実験します♪

 


JBLの箱、8月お盆迄は、わりと高めに買取らせて頂きます!ヴィンテージ用でも、プロ用でもよろこんで!