音楽制作プロ&ボイストレーナーが選ぶデジタルプレイヤー顛末記

STUDER プロCDプレーヤー 、音楽制作プロ中のプロの試聴ご購入記。

本日、OH済みのA730をご持参され、ご自身所有のA730より、

フルレストア版のA730の方が良かったら買替えしたいというお客さまがいらっしゃいました。


試聴盤はご自身がプロデュースした、石川さゆりさんとチェコフィルハーモニー管弦楽団とのストリングス盤です。お客さん自身も石川さんとチェコスロバキアまで同行し、国内一流のエンジニアがプラハで録音し、こだわったミキシングを行い制作された盤(一般のお客さまではないのでブログにアップしております)。

お客さまプロデュースの「石川さゆり 二十世紀の名曲たち」

オーディオもお好きで、耳は超一流です^^; ボーカルフェチ!と公言されていらっしゃいます。プロの歌い手さんを指導されている程ですので、フェチ以上でしょうか。今回選ばれるプレイヤーはプライベート用との事。

■試聴機器
・数年前OH済 A730
・数年前整備 D730MK2
・レストア版 A730

ご持参されたA730は数年前にOHした個体。音はSTUDERらしい音でしたが、やはり若干レーザー出力が弱く、アナログ部のコンデンサーが弱っている可能性がある音という印象。筐体は美しいもので丁寧に使用された状態です。在庫のD730MK2はA730より若干ワイドレンジで音圧が高く、メリハリがたち、好印象だったようです。

レストア版 A730はご自身がよく知っている石川さゆりさんのボーカルが圧巻だとの事で、こちらを選ばれました。後ろで聴いていても声質や余韻などが相当ちがってました。ワンポイント録音に近いチェコフィルの弦楽器群の粒立ちや上品さも良かったように感じました。同一曲を1分間、時計で計ったように聴かれていました。

レストア版のA730は新品と同等の性能が計測できていましたので、当たり前ですが、DAC等は純正STUDERの選別度からさらにアップしていますので、立体感なども差がでます。

レストア版 STUDER A730
裏面パネル:すべての端子を精密研磨済。基板修正もとよりシャーシ内の隅々まで磨きを入れています。

ただ、、、このレストアA730は一般のユーザー様より制作エンジニアの方のご試聴が多かったのですが、価格設定が高い(ほぼ部品代&整備費だけで、、、実はお安い価格です)せいで売れてませんでしたが、いよいよ販売済になってしまうと寂しいものがあります。。

エンジニアの方から買取させて頂いたD731(整備済)も販売済となりましたので、在庫のD730MK2かA730(2台)をレストアかけようかと考え中です!突き抜けた手法も考え中ですが、来年になるかもしれません…


レストア版A730をご購入された、お客さまはプロ歌手のボイストレーナーや音楽制作プロデュースをされている羽島さん。ポニーキャニオン等で音楽プロデューサーとして多数のアーティストをご担当され、日本レコード大賞など数々の賞を受賞されています。現在も有名歌手のトレーナーとしてもご活躍中。また、羽島ボーカルアカデミーを東京・長野で主催され、FM長野等でDJなどもやられています。

今後不具合などがあればご使用される限り整備させて頂きます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
(試聴・ご購入経緯は掲載ご許可を頂いています)


 

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