Mark Levinson ML-2L Mono Poweramp

中古 ハイエンド・オーディオアンプ買取

Mark Levinson ML-2L A級モノラルパワーアンプ

Audio DripperではマークレビンソンML-2Lをフルレストア整備後に販売するため一般中古品を買取ります!すでに古いパワーアンプですが、全トランジスタ(同ロット24ケ)や全ケミコン、オーディオボードを整備しなおす事で甦ります。

Mark Levinson ML-2L 買取額 ¥350,000.~¥450,000. 各モデルバリエーションで買取額は変わります。

買取りしたレビンソン ML2L,No.20.6Lパワーアンプ。全てフルレストア整備を行いました(No.20.6Lはレストア整備中)。

Mark Levinson ML-2L   1970年代ハイエンドパワーアンプの先駆け

1970年代に登場したMark Levinson(創業者マーク・レヴィンソン氏)ブランドが設計したモノラルA級アンプ。ML-2Lを設計年代の古さだけで語る事はこのアンプの正常な状態を知らないか、回路を読めない故に設計者の意図が読み取れないということの裏返しでもあるのです。全トランジスタをモトローラ製同一ラインロットの選別品で、すべてのパートをレストアしたML2-Lは現代ハイエンドアンプと肩をならべるサウンドです。回顧趣味ではなく鳴らせるパワーアンプ。

残念ながら、正常なML-2Lは存在しないので、本来のサウンドにするには、設計者の意図通りに甦らせるしかありません。サウンドの時代性や表現せんとする事は別として、Dan D’AgostinoやSPECTRAL、Ayre、Mark Levinsonの最新アンプと比較しても何ら臆する事のないパワーアンプとなります。

過去4台のML-2Lをレストア整備した際に、ダミー抵抗8Ω負荷時のオシロスコープのクリップ状態、実質的な最大出力値は38Wでした。公称25w(8Ω負荷)ですが、ジョン・カールが30数年前にクリップしない設計出力値として設定した約40wでした。

Mark Levinson ML-2Lの交換部品 

前回のMark Levinson ML2Lで交換したパーツが下記の写真(20個位のパーツはなくしています。170個位のパーツ)。よく聞かれますのが「オリジナル部品とちがうのはいかがなものか?」と。30年前のデッドストックパーツが適正値を示したペアや必要数が揃えば問題はありません。が、現実的には数もマニュアル通りの数値としても揃いません。ML-2Lのダイオード等は1960年のトランジスタアンプが登場した時代の部品も使用されています。

30年以上経たML-2Lを複数台調べたところ、電流制御が効かず異常発熱した部品がありました。さらには平滑コンデンサーの容量が計測不可「0」が混じり、かつ安全弁から液漏れし乾いたオリジナル部品。出力トランジスタの製造年代がバラバラなった修理履歴。その他部品も左右+-バラバラです。……..かつて世界最高峰と言われたML2Lの現実は時間経過で劣化した電子部品の数々と、左右ちぐはぐな部品の数々。測定値以上に音楽を聴くとこれがどういう事か、どなたでもすぐわかります。こういう事例はMark levinsonのアンプだけではありません。

現在も国内では調達できないオリジナルパーツの入手は可能です(日本国内では数が揃わない事が多々)。また安定動作させるべき部分はオリジナル部品の10倍のコストがかかっても現代のパーツを選択します。音色を支配する部品と動作安定性を長期に渡って担保させるべき部分の見極めが重要です。

パワーアンプのレストアについて

レストア整備はオーディオ機器に限らず開発・設計者の意図、コンセプトを知る事がスタートです。オーディオでは回路の特徴(実際に計測する)や音を知り、技術担当と音の傾向や回路、部品について検討する事が重要です。闇雲にオリジナルではレストアの意味がないのです。動作不良を引き起こしたり精度が不揃いのオリジナル部品もあるからです。ML-2lにはトランジスタ素子が登場した1960年代当時に登場した制御部品もあります。

マークレビンソンML-2Lは、1つのトランジスタに流れる電流がものすごい(27 V/50A)ので、電流を制御する部品の精度が悪かったり、耐用期間が短いと壊れます。過電流が流れる場合や電圧が一定しない場合も多々あります。

設計者が指定したパーツは、本当に使いたかったのか、コスト的な制約があったのかを検討します。高価なハイエンド製品でも低グレードのパーツが使われている事は多々あります。同価格帯のハイエンドアンプでも最初から航空宇宙グレード部品やMIL規格グレード、オーディオグレード、普通の電子パーツまで様々です。ブランドや製造年代によって異なります。多角度から検討しますが、基本はオリジナルに準拠します。設計者の意図を回路や音、他に設計した製品から探る事は最終的に良い結果につながります。

ML-2L、2台、フルレスオア分の交換パーツ

ML-2L、2台、フルレスオア分の交換パーツ約190個(選別外パーツ含めて、パーツ購入費 65万円)

整備前後のMark Levinson ML2L

レストア前のML-2Lが、レストア後のMl-2Lより、良い部分は残念ながら何一つありません。音が出た瞬間から明確にちがいがでます。英語がわかる方なら発音の聞き取りが楽!ドラムスを演ってた方なら細かいセットアップまで伝わる感覚。マスタリングの綾もわかるかもしれません。1970年代のジョン・カールが設計したパワーアンプは、良いアンプの定理、「低電圧で大電流を流す」のギリギリまで攻め込んだ設計は、ユニット制御力から生まれる緻密なしなやかさと実存感ある音像に血が通うまで詰めたアンプ。


Mark Levinson ML-2Lの買取について

買取させて頂いたML-2Lは全て整備して販売予定です。未来にのこしたいハイエンドパワーアンプの先駆けでもあるML2LはAクラスアンプならではの厳しい熱環境で劣化が進んでいますが、整備し未来へのこしたいハイエンドパワーアンプの先駆けです。

Mark Levinson ML-2L 買取額 ¥350,000.~¥450,000.

各モデルバリエーションで買取額は変わります。


下記ML-2L レストア整備の費用 1台¥325,000

全モトローラ・トランジスタ交換、オーディオボード、基板整備・ハンダクラッシュ、リレー部整備、大型コンデンサー交換など主要パーツの整備。

▼2016年に行ったML2Lレストア整備事例

憂鬱なOLD Mark Levinson 整備録 1 一般中古状態  ⇒

OLD Mark Levinson 整備録 2 不具合箇所など ⇒

OLD Mark Levinson 整備録 3 トランジスタ全交換&電圧計測 ⇒

OLD Mark Levinson ML2L整備録 4 音出し計測 ⇒

OLD Mark Levinson ML-2l整備録 5 EIコア型 ⇒

OLD Mark Levinson ML-2L整備録 6 EIコア型フルレストア ⇒

OLD Mark Levinson ML-2L 整備録 7  EIコア型 ステレオ再生チェックア ⇒

OLD Mark Levinson ML-2l  整備録 8  トロイダル・コア型で問題?⇒

Mark Levinson ML-2L整備 9 トロイダル・コア型の発熱とEIコア型の微小ハム音解消!⇒

Mark Levinson ML-2L 整備録  9.5  スーパーカーvs  ML2L ⇒

Mark Levinson ML-2L レストア整備録 10 EIコア完成!⇒

測定器は下記一部他Fruke DMMは現在20台完備。

フルメンテの測定器の一部

通常のレストアは通常非公開となります。スピーカーやネットワークのオーバーホールも上記測定器等で周波数毎に歪率を測定します。

 
買取した Marklevinson ml7l,ML2l(4台)すべて整備、フルレスア。

シェアする